子育て真っ最中のママさん、パパさん。毎日、発達凸凹キッズの子育てお疲れ様です。
このお話は、らっくんが保育園年中の頃に起こしたらっくん劇場です。子育ての合間に一息ついて笑ってください。
子育てをしていたら、お子さんが鼻に異物を詰めパニックを起こす事件簿はあるかるかと思います。
発達凸凹らっくんも金平糖を詰めて耳鼻科にいきました。
ブラックホールを知ってしまったらっくん
らっくんは好奇心の塊でした。
自分の顔には鼻の穴という魅力的なブラックホールが二つあると気がついたようです。
私が夕食準備をしており、らっくんから目を離していました。
らっくんの左手にはおみやげで買った金平糖の袋。
らっくんのいつもとは違うレベルの悲痛な泣き声…。
彼が何をしたのか悟りました。
おわかりでしょう(笑)らっくんは鼻の穴という魅惑のブラックホールに金平糖を詰めて好奇心を満たしていたようです。
鼻から取れなくなったの?
うん…泣
という質問に泣きながら頭を縦にするらっくん。
鼻を覗いても金平糖はすでに鼻腔の奥地にもぐりこんでいました。
もうピンセットでは取り出せない奥地。
取れなくなった恐怖でパニックを起こし泣き叫ぶらっくん。
時は18時半を回っていました。
かかりつけ医の指示を仰ぐ
子供救急ダイヤルにTELしようかと思いましたが、飴が鼻に入ったくらいでかけるのも…とらっくんははは悩みました。
そこで、迷惑承知でかかりつけ小児科に電話しました。
すみません。こんな遅くに。
息子が鼻に金平糖を詰めてまして…。
明日の受診を考えていたのですが、恐怖からパニックで泣き叫んでまして…。
先生の受話器には、らっくんの泣き叫ぶ声が聞こえていたのでしょう…。
「そうねえ、困ったわねえ。〇〇耳鼻科さんならまだ先生が残っていらっしゃるかも。ちょっと連絡してみたら?」
とアドバイスを頂きました。
そして、耳鼻科に電話してみました。
事情を説明し、保留音が流れました。
「診療はちょうど最後の方が終わったところですが、先生は待っていてくださるとのことですので、今から来てください。」
ありがとうございます…泣
泣き叫び続けるらっくんを安心させるため、
かあちゃんがなんとかしてあげるから安心してね!
とらっくんのパニックが落ち着くように笑顔で、車に担ぎ込みました。
らっくんのパニックが落ち着く
時間外診療に頭を何度も下げながら耳鼻科の受付をしていました。
あれだけ泣き叫んでいたらっくんはピタリと静かになり、鼻の下をペロペロ舐めていました。
嫌な予感がしました。
ま…さ…かぁ…
もしかして、その鼻水は甘いの?
と私の質問に嬉しそうに
「うん」とうなずくらっくん。
一部始終を見ていた受付の女性は
「どうされます?帰られます?」と優しく声をかけて下さいましたが、
申し訳ありません。ここまで、待っていただいたのに…。せめて診察料を納めさせて下さい!!
もう、本当に申し訳なくて、申し訳なくて…
診察室でらっくんの鼻を見た先生は
「よかったねぇ。金平糖きれいに溶けてるよ。」と優しく告げて下さいました。
ですよね…泣
床に頭がつくくらい私は謝り、お騒がせ親子は真っ暗になった耳鼻科を忍者のごとく後にしました。
私は3歳の頃鼻に発泡スチロールを詰め、取れなくなり、耳鼻科で鼻を広げ摘出して頂いたエピソードがあります。
大人になってからも、ことあるごとに母にその話を聞かされていました。
きっと私の遺伝子を引き継いだのでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
発達障害の有無関わらず、子供の鼻に物を詰める事件簿。
あるあるですよね。
関わると、かなり迷惑な親子ですが、どうか皆さん笑って許して下さい。
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