発達凸凹らっくんの登校ストーリー 登校しぶり編

 発達凸凹キッズのママさん、パパさん、お子さんの登園しぶり・登校しぶりや登校拒否で悩んでいませんか?

 私もらっくんを育てる中で一番悩んで一番労力を費やしているのが、ダントツに登校しぶりです。

 なぜって、ワーキングママさんにとっては、会社に多大なるご迷惑をかけてしまいますよね…。

 登校班で行けず、ご近所のご家庭にもご迷惑かけてしまいますよね。

 そして、学校に行くことが一番ではないと理解していても、何よりお子さんの社会参加における将来を考えた時とても心配になるのが親心…。

 この記事では、らっくんの登校しぶりの様子や私がその都度試行錯誤で行ってきた対応方法についてご紹介したいと思います。

 現在進行形でうちも悩んでいますが、是非肩の力を抜いて、笑って頂きながら少しでもお役に立てるヒントを見つけて頂ければ嬉しいです。

目次

登校しぶりになりうる要因

 そのお子様の特性により登校が苦痛になる要因は違いますが、多種多様でこだわりデパートのらっくんはその都度、その日により予測不能。

 少しのきっかけで機嫌を損ね、泣いたり癇癪を起し、時間通りには登校できません。

 保育園の頃のすさまじい登園しぶりを思うと、秋までは「学校大好き」と発言していたので母親としては問題行動はあってもうれしかったです。

 らっくんが保育園が大嫌いだった理由は…らっくんのフレーズをそのまま言うと

「みんなであれしましょう。これしましょう。」が多くて嫌だった。

保育園の先生は私の脳の使い方を理解してくれていなかった。

保育園はお勉強なくて楽しくなかった。

体操服になりたくなかった。(手足の乾癬をお友達に指摘されてから半袖半ズボンになれなかった)

 らしいです。最近小学生になってからも毎日のように

らっくん

どうして保育園に行かせたんだ!
○○保育園は爆発させてやるっ!!

 と言っていらっしゃいますよ…毎日。相当保育園が嫌いだったようです。

 本格的な登校しぶりが起こるまでは、日々遅刻しながらでも「学校たのしい」発言が私の心のよりどころでした。

 らっくんが、スムーズに登校できなるなる理由は、いろいろあります。

たまたま朝のニュースで見ていたコロナの感染者数が増えただけで、「コロナは嫌いだ」と言って癇癪。

持って行ってはいけない自分で作った工作を帰りの放デイに持っていくんだと言ってと癇癪。

急な思い付きで、倉庫からBQQ用のテーブルを無理やり出して今からキャンプをするんだと言って癇癪。

単純に着替えが自分でできない。→着替えは完全介助

歯みがきが大嫌い。押さえつけようとすると大暴れで癇癪。

今日は通学路で行かない。こっちの道で行くと言って道路に寝転がり癇癪。

時間を刻みご飯を食べるよう声かけしても食べない。出発時間過ぎてから「まだ食べてない」と言って癇癪。

思いついたかのように信号の工作を始め、完成しないとやめられない。

「自分が一番に行きたい」と言ってそれが叶わないと道に寝転がり癇癪。

友達に注意されると、それが刺激になりイライラし暴言を言う。

6年生にも、抜かされると「抜かすなっ‼」「見るなっ!」と手当たり次第に暴言。

授業の変更や帰宅時間の変更が受け入れられず癇癪。

土曜参観で、土曜なのにどうして学校にいかないと行けないんだと言って、逃走し癇癪。

通学路の信号機がLEDではなく、電球式だから通りたくないと違う道でいくと癇癪。

 あとなんでしょう…?もういろいろありすぎて、私も忘れましたよ…。

 その都度、学校に遅刻連絡。

 そして、運動会や参観日、発表会などの行事が特に苦手ならっくんは行事が近づくと登校にかなり時間がかかります。

 ASDが強くADHDも合併しているらっくんは…

自分の思い通りにしたい

思い付きをすぐ実行したい

変更が受け入れられない

他児童の刺激に影響されやすい

興味の偏りが強く、興味のない授業、興味のない行事の練習や本番に強い抵抗感がある

 日々何かといちゃもんつけて気に入らないことを見つけてはイライラされています。

 小さなことにこだわりを持ちやすく、難しい性格です。

 そうは言っても本格的な登校しぶりがくるまでは、りっちゃんをベビーカーに乗せて、遅刻しながら歩いて登校させていました。

 その為、りっちゃんの哺乳瓶と携帯電話は必需品。

 登校中も道路にひっくり返り、クールダウンをしながら登校していました。

 クールダウン中は少し距離を置いて見守ることも大切。

玄関先から動けないらっくん

 7時半に出発の声かけをして、10時前や11時過ぎに学校に到着する日もありました。9時半に着くことが多かったですね。

 今現在も二校時が始まる9時半を目安に登校を終えられるように誘導することが多いです。

 道路でりっちゃんに哺乳瓶でミルクを飲ませながら、学校に遅刻連絡をしながらの登校の毎日。

 15分の道のりを2時間以上かかることも多くありした。

 おかげで、生後半年でりっちゃんは小麦色に日焼けしていましたよ(笑)

 気に入らないことや刺激があるとストライキが得技のらっくん…。

こっちには行かないとストライキ中

 癇癪中は危険行為以外は基本的には怒りません。怒ってはいけません。火に油を注ぐような感情的な対応はご法度です。お話しながら、見守ります。

 その為、帰る頃にはりっちゃんもらっくんははもぐったりしていました。気温が上がる7月は暑かったなあ(笑)

 体育に参加できないらっくんの健康を考え、本格的な登校しぶりが始まる秋までは歩いて登校することを親子で頑張りました。

本格的な登校しぶりになったきっかけ

学習発表会が原因でした

 夏休みまでは学校が楽しく学校に行きたいと言っていたらっくんでしたが、「夏休みは学校がないからや嫌だ。」と言って、親子で宿題をしているときなど、特にチック症状が悪化しました。

らっくんのチック症状は、横目でにらむ。会話の途中、コロッケさんの五木ひろしさんのものまねのような表情チック。悪化すると、犬の低い声のような音声チックが頻発します。

 それくらい学校が好きで、学校のない夏休みはチックの悪化を心配していました。

月~水曜通っていた放デイがらっくんに合わなかったという理由やりっちゃんの存在がかなりストレスと理由もありましたが…。

 あれだけ学校大好き発言をしていたらっくんが、学校に行けなくなる理由…。

 それは秋から始まった

発表会練習でした。

 手話付きで歌を歌う。国語の教科書で習った「くじら雲」の発表でした。

 らっくんにとって、運動会と発表会は苦手がてんこ盛りの行事。練習も大嫌いでした。

 整列をして並ぶ。待機する。先生に注意される他児童さんを見る。歌を歌う。手話の振り付け…。らっくんには修行そのものでした。

 10月下旬かららっくんは情緒不安と共に登校しぶりが本格化しました。

らっくんの登校しぶりの様子

 今まで以上に出発時間がきてもなにもできなくなりました。

 着替えは相変わらず寝たまま完全介助。食事も食べず、声かけしても布団を被って出てこれなくなりました。

 さらに遅刻が増え、リビングから玄関まで歩くこともできなくなりました。仕方なく車登校切り替えることにしました泣。

 学校や発表会に対してのネガティブ発言が多くなったので心配しましよ。

 ネガティブ発言はASD特有の儀式のようなセリフになり、毎日繰り返し発言をしていましたが、その都度気持ちを聞いて対応しました。

らっくん

発表会はいやだ。
見学する。
ステージでみんなの邪魔してやる。

<br>らっくんはは

じゃあ、その気持ちを先生に相談しに行こうよ。

 と言ってなんとか連れ出していました。

 布団から玄関にも自力では行けません。

 らっくんははが抱っこして車に乗せます(笑)学校に近づくと

らっくん

学校に行くなっ

 と私に怒鳴り、運転中の私をグーで何度も殴ります。

 もちろん学校に着いても降車できませんよ。

 朝の会に間に合わず、校内に入ることにも時間がかかります。

 11時前になってしまうこともありました。

 ただ、当時は学校自体は嫌いじゃないと言っていました。

 らっくんの情緒不安は学習発表会一週間前がピークでした。

 月曜に少し無理に学校に行かせると強いチックが出始めました。かなりのストレスだったと思います。

 学校嫌いや先生方との信頼関係を崩さない為にも、2日ほど本人の意思を尊重し休ませました。

 おかげで、やはり休ませるとチックは落ち着きました。

学校玄関に着いてから

 情緒不安になると、車送迎での登校がやっとです。

 リビングも布団を被ったまま。岩のごとく動きません。

 抵抗をするらっくんは、柱にしがみついたり、足をバタバタ。

 20キロ強の暴れ馬をヒーヒー言いながら、40過ぎたらっくんははは持ち上げてますよ。

 リビングから車まで、車から教室まで布団を被ったまま運ぶ日も多いです(笑)いまだに。

学校休みたいと言って布団に包まるらっくん

 そんな日は学校に布団を預かってもらい、たたまれた布団と共に帰ってきます。

 布団に包まったらっくんを先生が担いで教室まで行った日もありました。

 ランドセルと通学帽、靴、ヤクルトやおにぎり、歯ブラシと妹りっちゃんを事前に車に運んでおきます。

 そんな小学生に私はあったことがありませんが、でもそれが我が子らっくん(笑)

 いつものように他児童さんが登校を終えてから玄関に車をつけます。

 刺激があると、らっくんは周りの児童さんに「見るな!」と暴言を言ってしまうのです。

 そして、ここからも長いのです。

 何を言っても、車から降りません。

 毎日毎日、担任の先生やサポートの指導員の先生が玄関まで迎えに来ても降りてくれません。

 先生方も怒らず、合理的配慮やタイムウォッチを持って声かけをしてくれます。

 車のドアを開けて、私がおんぶの準備をしても降車せず。

 このくだり、30分や1時間もかかることもあります泣。

 同じ情緒級の5年生のお兄さんが迎えに「一緒に教室行こう」と来てくれるようになりました。いろいろやりとりをして促してくれていました。その時の一幕で

らっくん

来るなっ!私は1年生じゃないっ!
私は2年生だ‼

じゃあ、掛け算はできるんか?

できるんだが…かけ算…

と支援員の先生が残念そうに言います。

じゃあ、割り算はできるんか?

と5年生のお兄さん。

できちゃうんだが…割り算…

 またもや、支援員の先生がさらに残念そうに言います。もうお兄さんもかける言葉が出てきません。

 何を言っても車から出ません。もちろん無理やりひこずって出すこともできます。

 保育園の時のように無理やり引きずり出す対応をしてしまっては学校や先生方との信頼関係が崩れる為、なるべく皆で説得して本人の降りるタイミングや意思を大切にしていました。

 車から暴言を叫んでいて、30分経ってもみんなで根気よく待ちます。

 りっちゃんを心配し、時折先生方もかまってくれたり抱っこしてくれたり…。

 つい私、担任の先生に

<br>らっくんはは

先生、毎日申し訳ありません。
うちの子以外にも他にも児童さんがいるのに時間をさいて下さってありがとうございます。

私がこんなこという立場ではないのは重々承知していますが、この状況、なんだか立てこもりの犯人を説得している刑事さんみたいですね(笑)

そうですね(笑)

 あまりにも時間がかかりすぎて笑えてきますよ。担任の先生も支援員の先生も苦笑いです。

 布団ごと担がれて登校したり、校門で1時間近く車で抵抗したり本当に迷惑親子です。

 長時間かかるので担任の先生は妹のことを心配して下さり、りっちゃんを抱っこしてくれたり、本当に良い先生です。

うちの子だけじゃない 登校しぶり

 毎日毎日、校門に1時間くらい滞在していると、うちの子だけじゃないことに気がつき始めました。

 車が止まって、遅刻してくる児童さんが日に日に増えたように思えました。

 大泣きし、全身で抵抗する4年生くらいの女の子。暗い顔をして親御さんに促されて車から降りる2年生くらいの男の子や高学年の男の子。

 まあ、ことごとくそんなみんなに追い抜かれていきましたが…。

<br>らっくんはは

先生、なんだが最近遅刻してくる子が増えた気がするのですが…

発表会前はどの学校も朝はこうなります。
らっくんだけじゃないですよ。

 支援級でないお子さんも登校しぶりや登校拒否は発表会前後で増えるそうです。らっくんだけじゃないよね。行事が苦手なのは…。

 自分の子では泣けませんが、他の家のお子さんが泣きじゃくる姿をみると、その親子やその子の葛藤を勝手に想像して目頭が熱くなってしまいました。

 頑張っているのはうちだけじゃないんだ。

 同時に、朝自習の時間になっても朝の会が始まっている時間になってても、玄関の傘立てにもぐったり、掃除用ロッカーに入ったりする1年生らしき男の子2人が現れ始めました。

 時折、いろんな先生方が声をかけますが、先生も自分のクラスがあるのでべったりつくことはできません。

 うちのらっくんは支援の先生や担任の先生がまだ同じクラスのお兄さんが登校していないとのことで、ベッタリ対応してくださいますが…。

君たちの担当の先生は誰かなあ…
支援級でないとらっくんみたいにずっと付きっきりで対応してあげられないんです。

 らっくんの担任の先生が少し残念そうに私に教えてくださいました。

 私もらっくんを通常級に在籍させていたら…きっと、あの子たちのように合理的配慮も対応もしてあげられなかっただろうな…。

 学校が今の状況より、もっとつらい場所になっていただろうな…。

 あの子たちも、あの子の親御さんも苦労しているんじゃないだろうか…。

 なにより、先生方もわかっていても人員配置の関係でフォローが手薄になるのは仕方ないことなんだろうな。と胸がキュンと切なくなりました。

 最近は、保健室の先生がフォローされたり、クラスを持っていない先生が話しかけて教室に行くように促しているようですが…。

 らっくんの小学校は、一学年に100人近く児童さんが在籍している学校です。

 支援級に在籍していなくても、らっくんのように何かしらの凸凹特性が出ているお子さんもいると思います。

 入学時に支援級にするか、通常級にするか、親御さんは本当に悩む問題です。私も相当悩みました。

 今のらっくん、らっくん以外の集団が苦手そうな児童さんをみると私たち夫婦の選択は間違っていなかったと思えた瞬間でした。

自宅でもイライラが増え悪循環になりました

 発表会前の情緒不安は、学校や放デイから帰ったあとでも、自宅でイライラが増え、自分がしている遊びや工作がうまくいかないことにも、奇声をあげたり、りっちゃんを押し倒す…そんな日々でした。

 りっちゃんをベビーサークルに入れて分離していても「見るな‼」叫んで押して他害がひどくなりました。

 りっちゃんの顔面にアルコールスプレーをかけたり、お風呂からお湯を持ってきてリビングにいるりっちゃんの頭にお湯をかけることもありました泣

 りっちゃんを眼科に連れて行きましたよ(笑)

イライラ発言や不満発言は学校や発表会だけにはとどまらず…。

りっちゃんはいらない。生まれて来なければよかった。なんでこんな形の屋根にしたんだ。3階建てがいい。自分だけの家がいい。近所のスーパーのところが家だ。家出してやる。と言って荷物をまとめる。若いお母さんがいい。年のお母さんは早く死ぬからいや。お金持ちがいい。なんで○○(らっくんの名前)にしたんだ。ダサい。市役所で「みどりえもん」に変えてもらう。なんで郵便屋さんは手紙を入れるんだ。ここは○○○○(架空の放デイ)なのに手紙をいれるな。(実際に配達員さんを見つけてはそれを言いに行く)

などなど 帰宅後リピートして何度も繰り返しも発言するようになりました。内容としては、自分の名前・妹・私の年齢・家のこと(形状・位置・経済)、発表会の不満  

 らっくんははも、イライラのらっくんを受け止めるのがつらい時期でした…。

新たに不眠症状が現れました

そして、母親として一番心配したのは眠れないと訴えるようにりました。

 はじめのうちは、寝る前に妄想ごっこを始め、寝れないことを楽しんでいた様子でした。

そのようなことが続き、起床がつらくなる悪循環。

 発表会数日前、本人も悩み始め、

らっくん

目をつぶっても目が開く。かあちゃん、助けて

と訴えるようになりました。

 ホットミルクを作ったり、眠れるお話を聞かせたりするが入眠が23時頃になり始めました。

 自ら、イヤーマフを装着して寝ていた日もありました。

 らっくんは相当ストレスを溜めていたようです。 

 大人でもいやな事があると不眠になったり、胃が痛くなったり、自律神経が乱れやすくなりますよね。

 小学1年生のらっくんも小さな体で発表会というストレスと必死で戦っていたと思います。

 ドクターも、発表会はらっくんにとって相当ストレスであると言われました。

 発表会の影響解消は、早くても一か月はかかると…。

 しかしらっくんはここから3月まで登校は解消せず、続くのでした。

現在の対応

 現在この記事は小1の3月に書いています。

 発表会練習をきっかけに、学年をまとめる先生の厳しさを知り、その先生と体育をすることを極端に嫌うようになりました。

 

らっくん

あんな厳しい先生と体育をしたくない。
掃除をしたくない。
給食の牛乳を飲みたくない。

 など、発表会練習をきっかけに、学年をまとめる先生が苦手になり、拒否反応が出るようになりました。

 毎日、毎朝学校に行きたくない理由を聞いているおかげか、自分の気持ちを説明するのが極端に苦手ならっくんですが、何が苦手か親もある程度把握できています。

 そして、らっくんが「学校に行きたくない」と言う度に

<br>らっくんはは

担任の先生や支援の先生と勉強することもとてもしんどいなら、かあちゃんもらっくんに無理して学校に行ってほしくないよ。

先生とのお勉強が楽しいと思えるなら、体育は担任の先生方に相談してらっくんが楽になるようにすればいいよ。

楽しいと思える国語や算数があるなら学校に行ってほしいな。

 と私も気持ちを伝えています。

 毎月ドクターにも相談しており、学校にこのまま登校させていいか確認をしています。

 そして、担任の先生からも、

お母さんと別れてからもクールダウンが必要な日もありますが、別れて落ち着いてからは楽しそうに、支援員の先生と笑顔で学習をしています。

毎朝大変と思いますが、学校に連れて来てあげてください。
そして学校にお任せください。

 と言って下さっています。

 最近毎朝、担任の先生が玄関まで様子を見にくると

らっくん

○○先生は来るなっ~!○○先生は大嫌いだ~!

と大声で叫んでいます。

 その為、教室まで親子で行き、教室で担任の先生には待って頂いています。

 個別懇談で発覚しましたことですが…

毎朝、あんなことを言っていますが、気持ちが落ち着くまで私の膝の上にのって、私とパソコンを一緒にします。

そして、私の膝におならをしてニヤニヤ笑ってくれていますよ。

 なんとあの男は先生におならをかけて楽しんでいるとな!

 毎朝、あんな無礼な暴言をしていますが、それだけでなく、先生の膝におならまで…泣

 どこまでも無礼な息子です。

 本当に申し訳ございません。

 そして、今現在のドクターの見解は

発表会をきっかけに登校しぶりが出るケースは多く、嵐が過ぎるのを待つしかない。学校で苦手なことが分かっているので、そこは無理強いをしない。苦手なことを頑張れたら、トークン療法(ごほうびを設ける)をする。勉強が楽しいと発言しているので、登校をさせた方がよい。朝は大変だがどうにか、だましだましで登校させるようにするとよい。 

 ドクターには、既にだましだましで登校させていると笑いながら伝えました。

らっくん

学校なんて爆発させてやる 
落とし穴を掘ってやる

と言う時には、じゃあ玄関のこの辺に大きな穴を掘ろう!1年1組から爆破させたら時間かかるなあ…と私も先生も話を合わせたり。

<br>らっくんはは

イライラするなら、かあちゃんの影をギッタンギッタンに踏みつけていいよ。

 と言って、笑顔が出るまで晴れた日は校門で親子で影ふみをしたり。

 らっくんの好きなマインクラフトに見立て、

 「小学校の玄関の床はコンクリートパウダーで、廊下はクオーツで…」と

 教室までだましだましで移動させたりしています。

 先生を見ると逃げだして車まで戻っていることもよくありますが…泣。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?登校しぶりは、個々で様々なケースがあると思います。

 お役に立てる考え方があれば幸いです。

 この記事を書いている現在小1の3月も登校しぶり真っ最中です。

 暴れるらっくんをコタツから出す際、ぎっくり腰をしてしまいました(笑)

 登校については、学校の先生とドクターの意見を取り入れながら無理強いしないようにしています。

 現在らっくんははが取り入れている登校のやり方は

同じことを何度も言っていても、本人の訴えは必ず聞く。

こちらは否定的な発言はしない。怒らない(なるべく)

癇癪など出て、道路や廊下に寝そべったら危険でなければ離れて落ち着くまでクールダウンの為様子を見る。(親子とも恥を捨てる)

ひどい試し行動や試し発言は過剰に反応せず、スルーする。

本人の頭の中の空想に合わせたり、楽しいことを提案する。

トークンを設ける(帰ったら〇〇しようなど)

チック症状や不眠が強く出るときは思い切って休ませる

 今は私が育休なので怒らず対応できますが、会社が始まると私も怒ってしまうかもしれません。

 発達凸凹キッズにとって登校問題は親子ともナイーブな問題です。

 簡単に学校を休ませると、悪い学習をしてしまうかもと心配ですね。

 また、無理をさせて精神疾患などの二次障害に発展させたくないものです。

 本当に悩ましい問題ですが、

一番の理解者がご両親でありますようにしっかりお子さんの気持ちを聞く時間も作ってあげて下さい。そして、先生はあなたの味方であるとお話をしてあげて下さい。親も学校や先生方との信頼関係を大切にしてください。

 そして、うちの子のようなケースでも画期的な解決法があれば、私のぎっくり腰が再発する前に誰か教えてください!

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